ミニ知識
ダイエットの秘訣は交感神経☆モナリザ症候群ってなあに?
モナリザ症候群って、ご存知ですか?
ダイエットと自律神経には密接な関係があることがわかり、
Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity
[肥満者の多くは交感神経の働きが低下している]
という意味の言葉から名づけられました症候群なのです。
この学説は1991年、アメリカのブレイ教授によって発表されたものです。
私たちの体は自律神経により制御されています。
自律神経は、私たちの緊張やリラックスをコントロールしています。
緊張させるスイッチは、自律神経のひとつである交感神経で
リラックスさせるスイッチは、もうひとつの自律神経、副交感神経です。
昼間は交感神経が働き、体を活発に動かすことかでき、エネルギーを消費させます。
夜間はリラックスモードの副交感神経が働き、
エネルギーを蓄積させる省エネモードになります。
この自律神経、特に交感神経系が体脂肪の分解や燃焼に大いに関わっているのです。
つまり、交感神経を活発に活動させると、痩せるのです!!
ところが、長年、昼間に不活発な生活を送っている人は、
だんだんと交感神経のはたらきが鈍ってしまうのです。
そうなると、体はエネルギーを十分に使うことができず
消費エネルギーが低下し、余ったエネルギーは体脂肪として蓄えられるようになります。
やがて、さほど大食していないにもかかわらず、すぐ肥る体へと変わってしまう…
太りやすい体質・・・なんて言っている人もいますが、
実はこれが「モナリザ症候群」というわけだったんですね。
昼夜逆転の不規則な生活や睡眠不足、
またはダラダラとした生活を繰り返していると
スイッチの切り替えのリズムが狂い、交感神経の働きが低下します。
そのほかにも、エアコンの効きすぎや、
環境ホルモンなどの有害化学物質の影響でも自律神経失調症のような症状が出ることもあるようです。
それでは、モナリザ症候群にならないためには、
どんなことに気をつければよいのでしょうか。
それは、ごく当たり前のこと、
1、規則正しい生活をしましょう。
2、昼間は適度な運動やバリバリ仕事で頭と体を使いましょう。
夜はリラックスして休みましょう。
3、エアコンの冷やしすぎ、暖めすぎに注意しましょう。
4、科学的に合成された添加物などを食べないようにしましょう。
ぜひ心がけて,ダイエット成功してくださいね。